ローカルデザイン研究会の戸矢晃一さんから報告です。
6月7~8日に、ごえんカンパニーの山口さん、大田さんとともに、一関、新花巻、遠野を訪ねた。
はがき商品券のキックオフから2ヶ月が経っての状況や心配事をうかがい、事務作業や新たな課題などのやりとりするためだ。
最初の世嬉の一では社長、常務ら3名と昼食を挟み、蔵の案内も含めてさまざまな話を、新花巻ではこっぽら土澤のスタッフのみなさんと顔合わせをした後で猿舘さん行きつけの居酒屋で夕食をとりながらじっくりと、2日目は多田農場のジェラード工房の2階で、作業が終わったばかりの荘司さんとゆっくり話をした。
その概要を簡単に報告すると、当初はどのように活用していくかについて迷ったこともあったが、いまでは、はがき商品券をどのように活用していくかというそれぞれのスタンスが明確になり、はがき商品券をきっかけにした新しい試みや期待も広がっていた。
「親戚になる」というコンセプトの通り長いつきあいのなかでのファンづくりや新しい顧客の開拓……。
商品に限らず体験ツアーとしての利用なども視野に入れ始めてもいた。
当初心配していた商品の供給能力も十分あることがわかった。
全国から届いたはがき商品券はそれぞれに感動的だった。
短いメッセージを添えたり、写真を貼ったり、絵を描いたり……手の込んだものではないが、そこにたしかに心があり、その心を真正面から受け取っていただいていた。
その一方で、話を初めてすぐに、それぞれの方から出てきたのは、「ところで、事務経費などはどうなっているのですか?」という言葉だった。
はがき商品券を長く続けていくには、事務局が必要な事務経費+手数料を確保するのが当然である。
商品を売ることで利益を出すことが支援になる、事務経費等までもボランティアで続けようとすれば無理がでる。
それはいけない、というのである。
ローカルデザイナ研究会は当初、「当分の間はボランティアで」という発想だったが、この3者の方がたは、「その先」を考えていてくださっていたわけだ。
3カ所での話を終えて、一人降り立った遠野の町を歩いた。
遠野は被害の大きかった釜石、大船渡、陸前高田に近いため、支援の拠点として宿はどこもいっぱいだ。
しかし、観光客が激減したためお土産物さんなどは大打撃を受けているという。
今回、「震災直後からの支援は大変ありがたかった。
ただ、震災後に被災地からやや離れた地域でも商品が品薄になったのは、被災地に支援物質を送るために全国の人が買い物をして送ってくれたからだと知って複雑な気分にもなった」と聞いた。
全国の人達が支援物質を送ったことで、被災地を支援している近隣の人達の経済がまわらなくなった。
震災直後、そこまで考えた人は稀だったろうし、もしそこまで思いがいたったとしても、やはり近所の店で新品の商品を購入した送ることしかできなかったはずだ。
あれから少し時間が経ち、被災地とその周辺地域の経済をどう回すかを考えなければならない時期に来ていることは明らかだ。その役割の一つを「はがき商品券」がになえれば、と思っている。
◎「はがき商品券」のご購入にご協力ください。
ホームページ(http://www.hagaki-shouhinken.com/)をご覧ください。
購入方法:「はがき商品券」事務局に電話又はEメールでご注文ください。
折返し振込用銀行口座をお知らせします。
代金の振込を確認後、郵送にてご指定のご住所に発送いたします。
「笑顔と笑顔『はがき商品券』」事務局
㈱ごえんカンパニー(代表者 山口八重)
http://www.goen-company.com/
TEL:03-5843-9187
email:info@goen-company.com
鈴木輝隆
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